オードリータンって、台湾のデジタル大臣でとても優秀な方ですよね。コロナ流行のときにマスクマップを作成し、みんなにマスクが行き届くようにしたことが1番有名かな?考え方が柔軟でありつつ、問題の解決策を導き出し、実行もできる人って本当に優秀なんだなと思います。国民から支持されているのも分かります。
オードリータンのような柔軟で周りの人のために行動ができる人って憧れますよね。どうやったらあんな人に育つんだろう?と思って、この2冊読んでみました。

オードリー・タン 日本人のためのデジタル未来学posted with ヨメレバ早川友久 ビジネス社 2021年04月19日頃 楽天ブックス

子どもの才能を引き出すposted with ヨメレバ李雅卿/ワン・チャイ 日本実業出版社 2021年04月29日頃 楽天ブックス
一冊目は教育本ではないんですが、オードリータンの政治的な話や台湾情勢、台湾での教育について書かれてあり、とてもおもしろかったです。なるほどと納得できることも多く、情報だけはなく、物事の考える姿勢にも共感できておすすめです!
2冊目はオードリータンのお母さんが創設されて学園の話。こちらはドキュメンタリーっぽく、為になる話でしたが、外国語の翻訳なので少し読みにくかった・・。
この本を読んで感じたのは”子供の主体性を育てたい!”ということ。自分で論理的に考え、答えを出し、責任をもって行動をするということは大人になってから「さぁやってください」と言われてもすぐにできないもの。小さいうちからの訓練が大切です。
この記事では、オードリータンから学ぶ
- オードリーの徹底している三つの原則を赤字に応用すると?
- 主体性のある子どもになるには?
- 親が気をつける子どもへの接し方
を紹介したいと思います。
オードリータンが徹底している三つのことを育児に応用してみる

子供に接するとき、親は一貫した態度・姿勢でいたいもの。親が場面場面で言うことや行動が変わっていたら子供も混乱するし、こういうことしていいんだと思ってしまいます。
オードリーが徹底している三つのこととは
- 平等性
- 透明性
- 協力
なんだそう。これ、人とのかかわり方にも影響してくるなと感じました。育児にどんな影響があるのか?順番に説明していきたいと思います。
1.平等性
例えば台湾でのインターネット環境について。全ての人が平等にインターネットを使えるように4Gの利用率の低い山間部から5Gを導入するなど。
みんな同じような生活をするって当たり前のようでできてないことが多いです…
育児のおいても平等性って大事ですよね。例えば兄弟間でのお母さんの取り合いなんかでも。主張が強い方、駄々をこねる方の意見が優先されやすくなってしまいがち。それだとジャイアン気質な人が得をして、周りに気を配れる人が損をするみたいなのは私は教えたくないなと思ってました。
でも、お兄ちゃんも弟もパパママにとっては両方大事なんだよ、平等にしたいという気持ちを子供に伝えておけば、子供も理解してくれる。それに、家で平等性を大事にしておくと、外の世界に出ても周りの人に平等に接することができると思います。
2.透明性
オードリータンは、政治には透明性が必要ということで自分のメールのやり取りは全て公開しているようです。
日本の政治家では考えられないですよね・・
また有名なマスクマップも、実はオードリーだけで作ったわけではないんです。マップのコードを国民全員が見える・なおかつ編集できるように公開したとのこと。
そして、民間のプログラマーたちが編集して、よりよいアプリが完成したらしいんです。視える化すると安心するし、起きていることが自分にも関係しているという実感があるので、当事者意識が強まります。
子育てでも、透明性大事だなぁと思います。子供の素朴な疑問に対して親の事情で答えたくないことってうやむやにしてしまいがちなんですよね。でも、言いにくいことでも、分かってもらえなかったとしても、きちんと伝えることで、あなたも家族の一員なんだよという意識が伝わるかなと思います。
この本の中で、納得したのが子供も大人として扱うと大人の振る舞いをすると書いてありました。子供にも、こういう理由でこうなっているという、結論に対する理由を説明したいなと思います。
3.協力
自分本位な人には人は集まらない。これは大人になってからも身に染みて感じることです。
周りを助ける・協力するということは人間関係においてとても大切なこと。
子供にとってもそう。親がまず子供に対して協力する姿勢を見せることが重要です。協力が大切だと理解することは、まず協力されると助かる、嬉しいと感じるとこからかなと思います。家族間でも相手を尊重して協力する姿勢を大事にしたいと思います。
主体性のある子供に育てるには?親が気をつけるべきこと

オードリータンさんのお母さんヤーチンさん。この方が創設した学園がなかなかユニークで面白かったです。どんな学校かと言うと・・子供の主体性を重んじており、授業は全て選択制。この制度の根本には自分で勉強したいことを選ぶことで意欲が湧いて学びにつながるとのこと。
この学園では子供が自分で考え、行動に移す、問題を自らの力で解決するということに重きを置いていて、生徒一人一人と向き合ってとても情熱をもって、丁寧に教育をされています。
でも正直、実際すべて子供に選択を一任するという教育やるのしんどい・・と思う。
必修がなかったら勉強しない子は勉強せずに遊ぶし、ルールを守らなかったりする。そんな子に対して向き合って何度も何度も話し合いをしたら理解してくれるとは思うし、それが理想だけど・・そんな時間はないし気力もねえ!というのが私の正直な感想です。
でも、この本で感じたのは、人はやらされているという感情の時は主体性がなく、自分の意思で選んだという意識のときに主体性を発揮するということ。子供の意見の尊重と子供自身が納得して選択したということが子供の主体性に大きく左右すると感じました。
確かに無理やり親にやらされるとやる気って全然でない。でも、自分でやりたい!と思うときの集中力ってすごい。大人だってそうなんだから、子供はなおさらですよね。
子供が自分主体で頑張るためには?無理せず、家でできることを考える

ヤーチンさんの学園のような教育はできないけど、子供の意見を尊重しつつ、主体性をもって選択できるようになってほしい。そこまで時間も手間も取れないので、できる範囲で家庭内で取り込みたいなと思います。なので、うちではこの3点を気をつけたいと思いました!
- 子供の意見をまず聞き、できるだけ任せてみる
- 親の意見を言うときは押し付けではなく、理由を伝える
- 家庭内のルールを子供と一緒に決める
1.子供の意見をまず聞き、できるだけ任せてみる
これが理想なのは分かってる。でも全部が全部任せられるわけじゃないですよね。ほっといたら、子供は好き放題やります。なので、これは基本の考え方として持っておきつつ、必要に応じて2.3つめも追加します。
2.親の意見を言うときは押し付けではなく、理由を伝える
宿題をやらずに友達と遊んでばっかり。頭ごなしに「宿題をやりなさい!」と怒鳴ったら、子供はイヤイヤ宿題をやらされているという状態に。なので、
「宿題はやらないといけないよ。宿題やって、学校で習ったことをちゃんと身につけないと次の授業の内容が分からなくなる。そうすると、これから先、どんどん勉強が楽しくなくなる。将来着きたい○○っていう職業にもつけなくなる。」
という理由をきちんと説明して、子供を納得させることが大事なのかなと思います。子供自身が宿題をやる意味を理解してもらって、やろう!と思うことが大事ですね。
3.家庭内のルールを子供と一緒に決める
子供の判断に任せていたらゲームは1日1時間と決めているのに約束を破るなどもよくあるんじゃないかと思います。
なので、ルールをしっかり明確化しておくことがパパやママを助けてくれます。そこで大切なのが親が勝手に作るのではなく、子供と一緒に作る。そして、子供自身に理解させ、自覚をさせる。これは自分も一緒に作ったルールと認識させる。
子供に関することだけだと、不平等なので家族全員のルールを作ろうと思います。パパはビールは一日一杯までとか・・。
まとめ
今回はオードリータンから学ぶ子育ての三原則と、主体性のある子供になるには?を紹介しました。
自分で選んでやったという気持ち一つでやる気が出るというのは大人でも納得です。上司にやれ!と言われた仕事と自分発信の仕事ではやる気が全然違いますから・・。これは子供なら尚更かなと思うので、基本子供がどう考えているのか?を優先しようと学びました。
そして、この本読んでオードリータンさんとそのお母さん、めちゃくちゃすごい人だなと改めて思います。政治の勉強にもなるし、とっても読みやすいし、オードリータンさんの本は本当におすすめです!


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